もし、自分の家が欠陥住宅だったら!

最近テレビで欠陥住宅の現状が、ドキュメンタリー風に取り上げられています。「基礎の高さが悪く、すき間ができた所に板を差し込む。アンカーボルトがずれて、きちんとしまっていない。大引きが短くて、つないである。

柱の寸法間違いで、短い分木片を入れてある。土台の火打ちが止まっていない。基礎に細かいひび割れがある。」など数え上げればきりがありません。私達も見ていて本当にビックリしました。 普通では考えられないような手抜き工事が行なわれています。しかし、テレビは、視聴者に不安や恐怖心を与える事は上手にしますが、その不安や恐怖心を解決する所までやってくれません。「業者選びには気を付けて…」と言うだけ。

結局大手なら安心なのかと言う事になるのです。安心できる業者・信頼できる業者=大手ではないはずです。手抜き工事は、殆どの場合手を加えれば直ります。また、違う方法で直す事も出来るのです。

ただ不安や恐怖心をあおるだけでなく、手を加えれば安心して住む事が出来る家になると言う事をしっかり伝えてほしいものです。ハウスメーカーの営業戦略にのってしまい、まだ十分使える家なのに「解体→新築」となってしまっては困ります。地球環境を考え、使えるものは大事に使って次の世代まで伝えていきたいと思います。