オール電化で地球が危ない

太陽光発電の利用を政府も電力会社も声高に進めております。確かに地球温暖化に向かって、石油の消費を抑えなければならない事は理解できます。

現在火力発電所で作られる電気はおよそ6割、後の4割は原子力発電所で作られています。その他水力や風力・太陽光発電を合わせても数%です。これから原子力発電の割合がどんどん増えていくと思われます。原子力発電はウランによって稼働します、そのウランも地球に埋もれている天然資源です。純度の高いウランはもうすでに掘りつくされ、採掘費用のかかるウランでも、今のように原発が増え続けるとあと数十年で掘り尽くしてしまうというデータもあります。

「夢の原子炉」と呼ばれる高速増殖炉「もんじゅ」も点検・修理中、一番危険な原子炉とも言われています。日本は世界唯一の被爆国です、安全な原子炉などありません、放射線漏れと絶えず隣り合わせです。

電気を使わない訳には行きません、節電・省エネに努め、電気でなければできないものと、太陽熱を利用すれば済むものとに分けて暮していきたいものです。給湯・暖房はエネルギーの60%を使っています。太陽熱を利用すれば、本当の意味のエコロジーな生活を手に入れられます。