使わない照明は消す

東日本大震災から丸三年が過ぎました。原発に依存していた電力の仕組みは一気に崩壊し、火力発電に切り替わりました。国を挙げての節電で何とか急場は凌いできておりますが、燃料の輸入急増で国の貿易収支は数兆円の赤字が続いています。この状態は当分続くことになり、自動車産業を中心に好景気をもたらしていますが、国力はどんどん落ちています。

電気料金が上がり、国の力が落ちるから原発をどんどん再稼働させろとは言いませんが、世界の流れも注目しておきたいところです。今我々の出来ることは、使わない照明は消す・冷房の設定温度を少し上げる・車の使用は考えて利用する。こんな身近な事でも相当のエネルギーの節約になります。休日の東京のオフィースでも、物凄い照明が使われています。そんなに多くの人が休日出勤しているのかと覗いてみたくなります。

部屋を明るくするのでは無く、自分の机の上を明るくすることを奨励すればかなりの節電になると思います。照明や音響・冷房は電気でなければ出来ません。しかしエネルギー消費の60%を占める給湯や暖房は太陽熱の利用で十分出来ます。節電というと何となく気持ちが重くなりますが、エコロジーライフを楽しんで生きたいと思います。