後悔先に立たず
大きな被害をもたらした能登半島を地震。被災地では現在も復旧作業が続いています。先月、ミャンマーで起きた地震では、建設中の大きなビルが崩れ落ちる姿がテレビに映し出されました。まるで映画のセットの様でした。倒壊の原因は調査中だと思いますが、粗悪材料・安易な構造計算・施工不良などと言われています。
日本では、住宅について国は方向を示しています。新築住宅は法律で基準を示し、既存は補強方法を示しています。新築は基準に従わなければ建てられません。既存は従わなくても罰則がありません。それどころか『補助金を出すから補強してくれ』という姿勢です。たしかにお金が掛かる事なので『ハイ分かりました、喜んで』という訳にはいかないでしょう。
しかし、自分の家で自分の命です。耐震補強をしないで被害にあい『国が何もしてくれなかった』と訴えますか。手入れをすれば日本の住宅は長持ちします。耐震補強を一度に行うのが大変な場合は何度かに分けて行えますし、住宅ローンを使うこともできます。相談ください。
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